http://ems-solutionsinc.com/blog/h1n1swine-flu-could-getting-a-cold-prevent-you-from-getting-the-flu/
びださば、ごきげんいががでずが? わだじはいば、はだがずばっていばす・・・
(みなさま、ごきげんいかがですか?わたしはいま、はながつまっています)
見事に風邪をひきました。久しぶりです。こんなに完璧にひいたのは。
症状からみて、どうも私の中では今↑こんなやつが猛威をふるっておるらしい。
Rhinovirus(ライノウィルス)、Picornavirusファミリーの仲間でRhino=鼻というように、鼻の粘膜に感染して症状をひきおこします。Rinovirusは酸に弱く、摂氏33度で最もよく繁殖する性質から、胃腸で増殖することはできません。症状のピーク時には、鼻水1mL中500~1000もの感染可能なウィルス体が含まれているらしい。(以上、微生物学の教科書から) ・・・・ということは、今隣にある使用済みティッシュで山盛りのゴミ箱には・・・ ひえーーー。増やしちゃったなぁ、私ったら。
ウィルスは、生物学上は生物とは認められていないそうです。遺伝情報をストアしたもの(DNAかRNA)を持っているものの、なにかに寄生しない限り自分で繁殖することができないから。自分で繁殖するための器官を持っていないのです。そのため、ウィルスは繁殖するため、いろんな技を使います。
例えば、今私の中にいっぱいいるRhinovirus。 遺伝情報をRNAの一本鎖(+)で持っています。それをホスト(私)の細胞にぶちゅーと注入し、私のたんぱく質製造工場を使って自分の体や遺伝情報のコピーをどんどん作りだし、私の細胞内でいっぱい自分のコピーを作って外に旅出させていきます。遺伝情報をRNAで持ってるウィルスの方が、DNAで持ってるウィルスよりもやっかいなのは、RNAはDNAに比べて変質しやすい性質なので、どんどんMutateして新しい種類みたいなウィルスを作り出してしまうかららしいです。どこかの遺伝子が変わってしまうことによって、それまで効いていた薬が効かないということが起こります。そのため、風邪ウィルスには100以上ものタイプがあって、しかし死に至るような病気を引き起こさないため、ワクチンの開発は積極的に行われていません。
人間の風邪は犬にはうつらないらしいので、安心してくしゃみしまくり。あまりの頻度に、くしゃみポリスのラッキーもだいぶ慣れて、だんだんくしゃみを無視してくれるようになってきました。しめしめ。 このままくしゃみは吠えるほどのものじゃないって覚えてくれますように。
私の体の中では感染された細胞が、ヒスタミンやブラディカイニン、インターフェロン等を出しつつ戦っているので、がんばれーがんばれーと言いながらこれからIndyCarレースを見まーす。今日はミルウォーキー。目がまわりそうなオーバルコース。 琢磨さんは15番スタート。 さーてどうなるかなー?こっちもがんばれー!
もやしもんではライノウィルスはこんな感じらしい。ちょっと私のイメージと違うな??