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ずきゅーーん 《レオのはじめて物語 1》
昨日Petsmartに行ったら、たくさんの子猫がアダプションに出されていました。

「小さいなぁ・・・かわいいなぁ・・・。レオもこんなだったなぁ・・・」

って考えてたら懐かしくなって、家に帰って2年前の写真を見たら、


ずっきゅ~~~~ん Σ(≧_≦;)


と胸を射抜かれてしまいました。 
なので、今日はレオが家に来たときの話と一緒に、皆さんの胸をずっきゅ~~~んしたい
と思います。
ずきゅーーん 《レオのはじめて物語 1》_e0014447_319293.jpg

レオ、家に来て初日の様子


2年前の5月中旬。
コーギーのブリーダーさんから写真入りでメールがはいりました。

「この子はどうですか?この子でしたら、もうペット用としてお出しできます」

添付されていた写真はそれはかわいく、私たちは早速、その週末にその子を見に伺います
と約束をとりつけました。 
子犬を買うということをしたことがないので、どういう手順を踏むのか手探り状態。


「もしかして、見に行ったその日にもらいうけてくることもあるのかもしれないね」


ということも考えて、もらいうけるのに必要なものはちゃんと揃えてからブリーダーさんの
ところへ伺おうということになり、Petsmartへ行きました。
家の中で犬を迎える準備は、以前Chanceくんを迎えようとした時点でしていたので、
今回必要だったのは、移動用のクレートでした。 バリケンっていうのかな?

クレートはコーギーのサイズを考えるだけで、あまり選択肢もなく、すぐに決まったのですが、
他に必要なものはないかと店内をうろうろしていたら、夫くんが猫のアダプションコーナーで
固まっていました。

ずきゅーーん 《レオのはじめて物語 1》_e0014447_473913.jpg


いずれは犬と猫と飼いたいと考えていた私たち。
実はChanceくんで心痛い失敗をしてしまったあと、猫のアダプション会場に足しげく通ったり
していました。 でもボランティア団体さんによっては

子猫をアダプションする場合は、その家にもうすでに猫がいる家庭に限ります。

とか

子猫をアダプションする場合は、2匹一緒にできる家庭に限ります。

とか、うちに合わない条件ばかりで、私たちはなかなか子猫をアダプションする機会にめぐり
あえていませんでした。 

Petsmart内にも常設のアダプション会場があり、そこのPetsmartと契約してるボランティア
団体さんがその猫の世話とアダプションを行っています。 
アダプションは通常土日の昼間に行われていて、そのときに団体の係りの人がきて手続きを
してくれます。 平日はそこの説明書にかかれてる番号に電話して、いろいろ質問するだけで、
予約とかは通常できないことになっています。
First come, first serve.
早いもの勝ちです。

私たちがPetsmartに行ったその日は平日でした。
だから通常は人はいないのだけれど、ちょうどお世話の人が来ていてクレートの掃除をして
いました。 

「お掃除中だけどいいですか?」

と聞いて、中に入らせていただいて、私はなんとなーくクレートの中を見ていました。
どの猫もかわいいなぁとぼんやり考えながら。
ふと夫くんを見ると、一番左端の下段のクレートの前にしゃがみこんだままずっと動きません。
そこには灰色の子猫が4匹いました。
みんなそっくりで、みるからに兄弟・姉妹。

ちっちゃくてかわいいねぇ~。 ねぇ?夫くん?


と夫くんを振り返ったら、夫くんの目がハートになってるじゃーあーりませんか!
そして一言。


「この子がいい」


え?え?
えとえと。 そうだよね、うちは猫も飼おうと思っていて、その機会を探していたんだったっけ。
だから、気に入った子が見つかったとなったら、すぐ決めちゃっても問題ないんだよね。
えーと、えーと・・・。  いいんだよね??


夫くんのこの子がいい発言に、ワタシは隣でアタマの中を整理していました。
なにぶんこの日は、コーギーの子犬を迎える準備ということしか考えていなかったので、
夫くんの発言に対してまったく心の準備ができていなかったのです。


「気に入ったのだったらいいよ。 ちょうど係りの人が来てるし、いろいろ聞いてみようか。
もしかしてもうもらえちゃったりするのかな?」


いつもだったら、人に聞くとか店の人になにかを尋ねるとか、けっこう腰が重い夫くんですが
しゃがんでいた場所からすっくと立ち上がり、他のクレートを掃除していた係りの女性に
話しかけていきました。
聞くと、この子たちはもう普通にアダプションできる状態で、今日は自分たちがいるから、今
手続きしていいですよ、ということ。

トントントン~~~!

とんとん拍子とはこのことか!まさにトントンと音さえ聞こえた気がしましたよ。
必要書類に記入をして(これはもう何回もしてきていたので慣れたものでした!)見てもらうと
係りの人は、「まったく問題ないわね♪」と承認してくださり、さぁ、いよいよ子猫の受け取り
です。

「どの子?」 と聞かれ、
夫くんはクレートの中にいる4匹のめちゃくちゃそっくりな子猫の中を指さして


「あの子です。あ、今下になった・・・。あ、今歩いてる・・・」


って言います。 ワタシは横で見てて


「????」


まったく目がハテナマークでした。 だって4匹ともそっくりなんだもの。
どれがどの子かなんてまったくわからないのに、夫くんのその断固とした指摘は一体??
係りの人もそっくりな4匹の中で、「え?これ?え?これ??」って困惑気味。
でも夫くんはずっと


「いや、それでなくて・・・。あ、今右手の、それ、それです」


みたいな断固ぶりでした。 すげー。
なんでわかる???

子猫を渡してもらって、夫くんは


「そう、この子。 この子です。」


と大確信。 前世は猫か???
それだけ夫くんはその子猫に心を奪われていたのでした。 すごい。

首についてるタグと説明書を照らし合わせると、


その子の仮の名前はLea。女の子。


となっていました。 でも係り人2人とも、何度も首のタグと説明書を見比べて


おかしい・・・。(ーー;)
ねぇ。おかしわよねぇ。これ間違いだわよ。」


と言いました。 そしてその子猫の下半身部分を軽やかにあらわにして二人してじーっと
観察。


「絶対、男の子のはず!」


で、係りの人はボスのところへ電話をかけ確認をしました。
結局のところ、説明書はタイプミスだろうということになりました。一緒にいたほかの子猫が
みんな女の子だったから、その子も女の子と打たれてしまったのかも。 
去勢もすんでるんだけれど、その部分も「避妊手術済み」になっていました。

だ、だいじょうぶなんだろうか・・・。ホントニ?

一抹の不安を抱えつつも、夫くんがこれほどまでにほれ込んだ子猫に出会えたこと、そして
またたまたま係りの人がいて手続きがその場でできてしまったこと、子猫のアダプションが
できない条件がないこと、そういう偶然に強い縁を感じながら、胸はわくわくどきどき、期待で
ふくらんでいきました。

子猫を、そこの団体がそこに持ってたキャリー用の箱に入れてもらい、アダプションフィー
を払い、なんともあっけなくアダプション完了。
渡してもらうときに係りの人が

「男の子だから、名前もLeaじゃなくてLeoかもしれないわねぇ・・・」

とつぶやいていました。 

ずきゅーーん 《レオのはじめて物語 1》_e0014447_4101871.jpg


アダプションコーナーの外で待っていた私たちのカートにはコーギーの子犬用の移動用
クレートが入っていました。 そのカートを押しながら、私たちは今度は猫コーナーに行き、
猫トイレ、砂、ご飯、おもちゃなどなどをカートにいれ、カートはずいぶんとにぎやかに
なりました。 子猫は箱の中で始終、「みゃぁみゃぁ」と泣いていました。

子猫は抱かせてもらうととても軽かったのに、箱に入ってさげてみると、それはけっこう
ずっしりときました。 その重みは、普通の荷物とは違う、とても貴重な重さのような気が
しました。 みゃぁみゃぁ泣くのが心痛いけれど、今は我慢してもらうしかなく、なるだけ
がさがさ音をさせないように運び、車の中では「もうすぐだよ!もうすぐだからね!」と
声をかけ、なんとか家に到着。

すぐに箱を家の中に入れ、開けました。
子猫は開けられたら、飛び出すでもなく、躊躇するでもなく、普通に静かに出てきて家の
中をくんくん嗅ぎながら観察し始めました。

ずきゅーーん 《レオのはじめて物語 1》_e0014447_4122546.jpg

来て二日目のごはん





                                つづく





-----English Version-----

Today I went to Petsmart to buy a stuff, and saw their adoption section.
There were many kittens there and they reminded me Leo when he was
a kitten. So I saw some of his picture when he was little, and I was
really moved.

Today I want to talk about how Leo came to my house with his childhood
pictures.

-----

2 years ago, middle of the May, I got a e-mail from a breeder of Corgi
attached a puppy photo. She said, we have one puppy which is good
for a pet. The puppy on the photo was so cute. As soon as I checked
my husband's schedule, I made an appointment with the breeder to
meet on that weekend.
We were not sure about anything concerning to buy a dog, and we
thought we would better be prepared well before we go there. Maybe
we could have that puppy on that day.
So we went to Petsmart to get a portable crate to carry a puppy.
There was not so many varieties for portable crate, and it was not
difficult to choose one. We put it in the cart and walking around the
shop. Then we saw the cat adoption section.
My husband found something there and didn't move.
I looked around in the corner thinking they were really cute.
My husband was sitting in front of the crate and looking at the kittens
in there, and sometimes he petted. And he said;

This is it!

Actually it was our plan that we finally get a dog and a cat in our house.
And after we failed to adopt Chance, we went to many of cat adoption.
But depending on the organization, there were some rules for getting a
kitten. Some say we need to have another cat already at home if we
adopt a kitten, or some say we need to adopt 2 kittens together.
Both rules don't fit us, and we have not been able to get a kitten until
that time.

So if we could find a right one there, it was time to get one.
But we were there to prepare for a dog, and I was not prepared to
think about adopting a cat... Well, but if he liked it so much, it would
be OK...
Fortunately there were 2 women from the organization cleaning the
crate, and we asked about adoption. It was weekday, and usually
we cannot adopt a cat on Wednesday. We need to wait until the
weekend. But those ladies told us we could adopt one today because
they were on site! We filled an application form and they checked it,
and they approved us.

They asked us which one we would like to have, and my husband pointed
one kitten in the crate. 4 of them looked really alike. I couldn't tell the
difference. So didn't the women. But my husband was so sure about
the one, and he kept telling which one he wanted to get.

That one! On your left.... now he is walking toward you...
yes, yes. That one!

Amazing. I don't know how he could do it.
But he was so sure. He couldn't be sure that much for anything!

The lady checked the tag on the kitten's neck and the form.


On the form the kitten is female and the name is Lea.


and she called the other woman saying

This must be wrong.....
Don't you think this is wrong???

They quickly looked over the kittens bottom part and called their
boss. And finally they decided that the form was mistyped, and
the kitten was actually a male.
Also on the form it said the kitten was spayed... Well, the statement
should be "neutered".
We had some doubt on the form, but we though it would be OK
because anyway we would go to vet to check him up after adoption.

We paid adoption fee, and they put him in the paper carry box, and
we adopted the kitten!!

One of the lady said when she was looking at the form

He is a male, so his name must be Leo, not Lea...



When I pick him up in front of the crate, I though he is really light,
but I felt him in the box a kind of heavy. It is very special heaviness.
It is a weight of life.
We walked to the cat section in the Petsmart and put cat litter box, sand,
food,and toy in the cart. The kitten was meowing continuously in the box.
I tried not to move and make sound as much as I could, and put the box
in the car and drove to the house. I called to the box

We will be there soon! It is OK. Everything will be Ok!

The kitten didn't stop meowing.

Then we arrived at our house.
I took the box out of the car and placed in the house and opened.
The kitten was not afraid or agitated.
He slowly got out of the box and started to sniff the house.

To be continued...
by cogicogilucky | 2006-07-12 14:15 | ラキレオ
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テキサス州ダラスでつぶやく独り言

by cogicogilucky
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