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コメント大歓迎です!大切な宝物です。でもここんところの時間的な事情で、返信はできない無精者をどうぞお許しください・・・。

カテゴリ:アート( 1 )

printmaking
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今日、春セメのファイナルテストがすべて終わり、春セメ修了しました!やったー。
とれる最大限のクラスをとっていたので、常に頭がきゃー!で、あっという間に4ヶ月半たっちゃった。
せっかくとったprintmaking(版画)のクラス、やったことを忘れるのはもったいないので、備忘録
的にちょっとそのことを書かせてください。

Printmakingの最後の課題はエッチングでした。
小学生のときに銅版でそれらしきことをやっていたけれど、今回やったのはそれとはちょっと違って
いて、かなり複雑でした。 
① まず、銅版をきれいに洗ってから、ローラーでインクを薄くつけます。その後、それをヒーターに
  乗せて定着させます。(20分) これがhardgroundをつけた状態。
② 自分が版画にしたいイメージ、私の場合は先日の記事の最後に載せた写真を、トレーシング
  ペーパーに写し、さらにその下に複写紙をしいて、hardground状態にした銅版に写します。
③ 先のとがったキリのような道具で、写した線を軽くなぞっていきます。この時、決して銅版まで
  ガリガリと削らない。 黒いインクだけがとれるように、軽くなぞります。
④ なぞったところだけが赤い銅の色が出てる状態の銅版を、塩化鉄(III)溶液に漬けます。
  インクがついている部分は保護されて、塩化鉄(III)溶液に触れません。キリで軽くなぞって
  銅版がでていたところのみ、溶液に触れて、腐食されます。その部分だけ酸に食われます。
⑤ どれだけの時間溶液につけるかで、腐食される深さが変わります。腐食されればされるほど
  印刷されるときに濃い色がつくことになります。 この時は5分溶液につけ、ビネガーをスプレー
  して反応を止め、その後すごく濃くつくられた洗剤液に漬けてhardgroundを洗い流します。
⑥ その洗いだけではきれいにならないので、銅磨きクリームをつかってさらに洗い、きれいに
  します。 さて、どういう風にできたか最初の試し印刷です。

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やっと、次の写真にいけた・・・。 上の途中は必死すぎて写真をとっていませんでした。残念。

⑦ スクレイパーを使って、まず銅版全体にインクをつけます。この時、クレバスにインクがはいり
  こむように意識しながらインクをのばしていきます。 
⑧ ここからがちょっと大変。 全体のインクをとっていきます。エッチング印刷はクレバスに入った
  インクのみが印刷されるようにするので、それ以外はきれいに取り除かなくてはいけません。
  使い古しのガーゼをつかって大体をとり、新しいガーゼでさらにとり、最後は紙(電話帳の紙)を
  使って溝に入ったインク以外はピカピカになるようにとっていきます。 それが上の写真の状態。

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⑨ 寸法をはかった紙を、あらかじめ水に漬けておきます。
⑩ 教室には大きな印刷用プレス機が置いてあって、それを使って印刷します。
  とても大きなパスタマシーンみたいな機会です。印刷するものによって、目盛りを調整して圧力
  を変えます。この銅版は薄いので、一番きつい目盛り12でやるようにと指示されました。
  で、印刷したのが上の写真。

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⑪ 今度はsoftgroundを使ってイメージをつけました。 softgroundは、インクをつけたあと
  ヒーターに乗せて定着させる前に、なにかしらのイメージをつけるやり方です。私は葉っぱと
  ガーデニング用のネットをsoftgroundをつけた板の上に置き、プレス機にかけ、そのイメージ
  をつけました。 そしてヒーターで焼いて定着させ、塩化鉄溶液に3分つけ、洗い流して印刷。
  それが上の写真です。 きれいにインクがぬぐえてなくてちょっと失敗なんですが、葉っぱと
  ネットのイメージはちゃんとついたのでこの段階ではよし、です。

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⑫ さて、これが複雑でした。stage-bitingです。
  溶液につける時間によって腐食される深さが変わるのを利用して、グラデーションをつけていく
  方法です。最初に、銅版全体に、腐食から守る液をスプレーします。まんべんなく、小さな霧で。
⑬ ちょっとも腐食させたくない部分、真っ白にしたい部分に、腐食から守る液を塗ります。私は
  ラッキーの首周りの毛を真っ白にしたかったので、そこにその液stop-outを塗りました。
⑭ そして溶液につける。一番薄いグレーにしたかったので2分。
⑮ ビネガーをスプレーして反応を止め、水だけであらって次の作業です。洗剤を使わなければ
  最初にスプレーした腐食から守る液はとれません。
⑯ この時点の色で止めたい部分にstop-outを塗ります。そして溶液につける。これを数回繰り返し、
  上の写真のものができました。 微妙にグラデーションになってるの、見えるかな?

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⑰ さらに効果をつけます。窓からの明かりを表現したかったので、その部分を直接こすったり、
  削ったりなどしました。 あと何箇所か削ったりもしています。それが上の写真。

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⑱ 全体がなんだかぼんやりしていたので、きりっとさせるべく、背景とイス以外にstop-outを
  塗り、溶液に7分漬けました。 stop-outを塗る作業はかなり細かい作業で時間がかかります。
  で、印刷したのが上の写真です。 もう提出期限だったので、もっといろいろしたいなと思いつつ
  ここで終了です。

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ラッキーの白い毛がちゃんと真っ白で出たので嬉しかったです。
あー、長い作業だったー。 最初説明だけ聞いた時は頭がこんがらがったので、とにかくちょっと
づつやっていきながら、色々聞いて、体でわかるしかない!と進めていきました。印刷するたび、
こうなるのか!と感動があって、とても楽しかったです。 私以外のPrintmaking1の人たちは
みんなまたこれからもこのクラスをとっていくらしい。他の方々は、もう何度も繰り返し取っている
人がいっぱいで、みんな技術を磨いていました。高校で美術を教えてるって人もいてびっくり。
私は今回で終わりでちょっと寂しいけど、またいつかできたらいいな。 またいつかやろう。

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この写真もエッチングのイメージにする候補だったんだけど、水面が難しそうで断念しました。

さー、月曜からは5月エキスプレスコースがはじまるんだぜぃ~。
きゃー。

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by cogicogilucky | 2012-05-12 10:17 | アート


テキサス州ダラスでコーギー犬ラッキーと暮らしています。
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